30日以内の単発の仕事もある
原則30日以内の短期派遣は法律で禁止されています。
しかし原則であるため例外もあり、60歳以上の方や、雇用保険に加入できない学生、世帯収入が500万円以上ありかつ主たる生計者でない方などは30日以内でも働くことができます。
また直接雇用なら30日以内でも禁止されていません。
急にお金が必要になったときなどに、単発の仕事は非常に助かるもの。
そうでなくても、介護の仕事がどのようなものか、自分に合うか知りたいときにも、単発の仕事なら挑戦しやすいです。
そのため単発の仕事で働けるなら、一度挑戦してみるのも良いかもしれません。
介護業界にある単発の仕事は、主に七夕や夏祭り、クリスマスなどのイベントを手伝う仕事です。
介護施設では毎年さまざまなイベントを行っていますが、それらのイベントを行うためには、いつもより多くの人手が必要になります。
そのため単発の仕事として求人を出すことがあるのです。
しかしそうは言っても、先にお伝えしたように初めて会う方の介護は簡単ではありません。
特にトイレ介助や入浴介助などの高齢者の体に直接触れる身体介護は、高齢者の心身の状態を理解していることだけでなく、高齢者との信頼関係も重要です。
介護のためとはいえ初めて会う人に体を触られることに、不快感を覚える高齢者もいます。
その上、身体介護を行うには初任者研修以上の資格が必要です。
そのためイベントを手伝う単発の仕事では、身体介護よりも部屋の飾り付けや片付け、高齢者の移動支援などが中心となります。
普段の介護の仕事に比べると体への負担は軽いと言えるでしょう。
